痛みは冷やす。 これが私達の常識です。 疲れて腕がだるい時も冷やす。どこかにぶつけて腫れちゃった時も冷やす。 冷やすことは痛みを取り炎症を抑える。 このような常識がまかり通っています。 確かに痛みや熱を取るのに冷やすことは良い方法でしょう。 で…
株と株の間をしっかり開けること。 肥料も農薬も一切使わない自然栽培を行う上で大切なポイントです。 株と株が狭いと野菜は満員電車でオシクラ饅頭しているような状態となり、虫や病気の発生源になりやすい。 でも、現代農業は農協の指導などで、株と株との…
根っこの充実。 根っこがしっかりしていると何度も美味しい思いができる。 上の葉っぱを収穫しても根っこが残っているとそこからまた葉っぱが生えてくる。 それがまた育てば収穫できるというわけです。 越冬させたウチのキャベツ。収穫しておいしく頂いたの…
タネは買うもの。 これが今の農家の常識です。 タネ採りなんか面倒でやっていられない。しかもほとんどがF1種なので採種しても上手に育たない。 このようなことからタネを採る習慣は途絶えてしまったわけです。 でも、肥料も農薬も使わない自然栽培を行うに…
肥料も農薬も一切使わない自然栽培。 これを行うにはタネを自分で採る、これが前提になります。 タネ採りを行い土の性能をタネに読み込ませていく。年月を重ねることで虫や病気にやられない立派な野菜を収穫することができるようになる。 買ってきたタネや苗…
肥料も農薬も一切使わない自然栽培において、虫や病気は悪者ではありません。 通常の農家から見れば憎き敵! でも自然栽培では土やタネに残った農薬や肥料を掃除してくれるありがたい存在。 そのように考えるわけです。 原因あって結果あり、この通りに土や…
今年はまだまだ寒い。 そんなことを実感する6月頭です。 夏野菜の芽出しには地温と気温の高さが必要になりますが、今年は全然ダメ。 4月下旬に播いたキュウリのタネも全然発芽せずに音無しの状況が続きました。 ウチは山の麓の平野の畑なのですが、山の上の…
食べ方の自然。 コレが結構も言う点になるのでは!?と思います。 玄米菜食なんかは比較的メジャーですし、生食しか食べないローフード。 健康志向の追い風を受けて色んな食べ方が注目を集めるようになっているわけです。 そんな食べ方なのですが、何が自然で…
肥料も農薬も使わない自然栽培に取り組む。 土、タネが過去の異物を清算するまでの間は虫や病原菌に侵されることが少なくありません。 ウチのチンゲンサイなんかもタネを播き双葉になり本場が出る頃には虫に激しく食われて穴あき・レース状態になりました。 …
畑を巡回していると意外な光景によく出くわします。 今日の発見は里芋。 植えた覚えが一切ないのに畑のあちこちからニョコニョコ里芋が芽吹いているのです。 昨年はこういうことは一切なかったのに今年になっていきなり芽生え。どういうことなのでしょう? …
無農薬・無肥料の自然栽培。 これを実現するには新たに肥料は使わないこと。そして過去に使った肥料の残骸を土から取り除くこと。 そしてタネの段階で使われる肥料・農薬をタネ採りをすることでキレイにしていくこと。 このような条件を整えるのが基本になり…
ツルを伸ばす作物。 キュウリもカボチャもそうだし、エンドウ豆やインゲン豆などもその例。 木の枝や他の背の高い植物になんとか巻き付こうとするわけです。 うちの畑のインゲン豆。 去年タネを植え実らせそのまま放置。すると今年落ちたタネから芽が出てグ…
梅の実。 今年は風が強くかなり落ちてしまうので、本日収穫。我が家は梅の木が3本あるので、結構な量の梅が取れるのです。 生っている姿はこんな感じ。 これは白い花が咲く木の梅の実。白花は味がよく、紅花は香りが立つといわれます。 左が紅花の梅、右が白…
生理障害。 植物に対して不自然を強いると、必ず不自然な結果が出る。 因果応報の世界なのです。 植物は本来、自分の成長に必要な養分を自ら見つけ出し取り込むことができます。自然の野山に生きる植物がそうであるように、人の手を借りずとも自ら育ち子孫を…
甘いだけが能ではない。 最近は何もかもが甘い。性格とか人間関係とかの話ではなく、食べもののこと。 果物に代表されるように過度に糖度を追求するばかりとなり、トマトやトウモロコシなども甘みたっぷり。確かにウマイことはウマイけど、昔ながらの酸味と…
食品汚染の現状。 いま生まれてくる子の3人に1人は何らかのアレルギーを持つといわれます。また日本人の2人に1人はガンにかかる。 そんなことも指摘されています。 1つの要因として挙げられるのが、農薬や食品添加物の問題。 日々駆使にする食材から微量に摂…
田舎暮らしの良い所。 結構いろんなモノがタダで手に入ること。 水も山の水を飲んでいるし、野菜も畑で育てられる。タネを採っているのでお金もかかりません。 ご近所付き合いも密なので野菜や果物などなどいろいろもらえてしまうのです。 今日水汲みに山に…
剪定技術。 農業にはこのようなものがあります。 枝を落とすことで実を大きくしたり、新たな芽をたくさん出す。 切り上げ剪定という技術は古い枝をとにかく切り落とすことで新たな芽を多く出そうとする。 そのための技術というわけです。 それとはちょっと違…
タネの播種時期は自然からのメッセージを読み解く。 咲く花が野菜のタネを播く時期を教えてくれる。農協からの指示で播けば良いのは肥料農薬を使った農法の場合。 肥料も農薬も使わない自然栽培のタネ播き時期は花を見よ! これに尽きるわけです。 ウチの庭…
タネ採り。 肥料も農薬も一切使わない自然栽培をする上で必須条件になると思います。 ウチの畑の下を流れている用水路、その端っこに小松菜の大きな株を発見しました。 立派な姿の立ち振る舞いに、 “タネを採りたい!” そう思った次第です。 でもココは自分…
温度と発芽の関係。 作物は芽を出す時期を図っている。 そんなことを思います。 タネを購入して、その指示どうりにタネを播いてもなかなか芽が出ない。 このようなことは家庭菜園でも経験することではないかと思われます。 「播種時期は4月~5月」なんて書い…
野山の草や木には虫や病気は発生しない。 だから農薬を振り撒く野山などはどこにも存在しない。 虫食いや病原菌に侵されハゲ上がった野や山、そんなものは自然界にはあり得ないことなのです。 でも、田畑となると虫や病原菌にたかられてしまう。農薬を大量に…
小松菜やほうれん草など、葉物野菜を選ぶ際は青々しいもの。 緑が濃いものを選ぶのではないかと思われます。 緑が濃い野菜は栄養価が高い!専門的には葉緑素がたくさん詰まっている! そんな風に思うからなのでしょう。 でも、あの緑が濃い色は葉緑素ではあ…
抗酸化力。 これを謳ったサプリメントなどがたくさん氾濫しています。 酸素を吸って生きる以上、体は酸化していくもの。それは活性酸素といわれガンやアレルギーなどあらゆる病気の原因となる物質、 “諸悪の根源!” そんな言われ方をしています。 活性酸素は…
昨年の今頃買った桃の苗。 “桃栗三年”といいますが、2年目の今年に花が咲きいま実をつけました。 まだまだカワイイのですが、夏には大きな実になってくれれば嬉しい限りです。 もちろん無肥料・無農薬、自然栽培の桃なのですが、桃の無農薬栽培は極めて希少…
今年買ったタネでレタスとサニーレタスを植えてみました。 タネの段階から農薬が使われるのが普通ですが、これは無農薬のタネ。ハッキリは分からないけど、親株はきっと農薬も肥料も使われていたことでしょう。 そんなタネをウチの畑の土と馴染ませるために…
紫色のリーフレタスの花がついに開花! 苗を秋に買って越冬させ春を迎えていよいよ開花。 キク科の野菜だけに花もなんだか菊っぽい様相です。 今年は食べずにタネを採って来年に食べる、そんな計画です。 食べようかどうしようか、迷っていたのですが、こう…
生きるとは食べること。 食べたものが血となり肉となるわけだから、生きるのに食べものは欠かすことができないもの。 そうだとするならば何を食べるか? コレが問題になるわけです。 農薬や食品添加物は体が求めているものではありません。それらは栽培の都…
野菜を育てるには多かれ少なかれ農薬が必要。 これが現代農業の考え方です。 無農薬は理想だけど、それはどうしてもムズカシイ。虫や病気にやられてしまうので農薬を使わないと農産物を口にすることができなくなる。 このように考えられているわけです。 で…
ほうれん草はお馴染みで人気の野菜ですが、栽培をしていると分かることがある。 それは雌株と雄株があること。ほうれん草はヒユ科の野菜ですが、このように左が男・雄株と右が雌株・女が存在している。 面白いものですね。 雄株は当然のことながらタネをつけ…