発芽玄米と毒素と伝統食
発芽玄米。
健康ブームの中、その存在はすっかり認知されるようになりました。
発芽した部分がギャバなどの栄養の宝庫、それで人気なわけですが・・・。
果たして芽を食べることは良いことなのでしょうか?健康に本当に役立つのでしょうか?
じゃがいもの芽を食べるな!このことを私たちは知っています。じゃがいもの芽にはソラニンという嘔吐や腹痛を及ぼす物質が含まれている。
だから芽を見つけたら取るように!そのコトは知っているわけです。
鳥達もタネの段階では食べるけど、芽が出て日が浅いものは食べないと言います。
植物が子孫を残す一番大切な時期が発芽の段階。だから食べられないように毒素を出すことも指摘されています。
こうしたことを思うにつけ、発芽玄米を食べるのは本当に健康なのか?疑問が残ります。
実際に私たちの先祖は玄米は食べても、発芽玄米を食べることはありませんでした。
何世代にもわたりチェックを受けてきた食べものや食べ方を伝統食というなら、発芽玄米は極めて新しい食べ方です。
そういう意味でもリスクがあると思うのですが。
発芽玄米云々よりも無農薬のお米をしっかり食べる。この方が大切なのかもしれません。