純度を高めて健康害す!
有機肥料が化学肥料に比べて良いと言われる理由は、
自然界に存在するものだから。
多くの人がそのように思っています。
化学肥料は人が作った人工物だからお米や野菜はもちろん人体にもダメージを与える。
だから自然のものからできた有機肥料が支持を集めているわけです。
それは塩も同じです。
自然の塩はNaCL・塩化ナトリウムを主成分に、その他ミネラルをはじめたくさんの微量元素がまとわりついている。何千何百とあるわけです。
でも化学塩は微量元素を削ぎ落とし、NaCL・塩化ナトリウムのたった2元素に純粋化している。
化学塩が体にはハードであると言われる根拠です。
サプリメントも同じです。ビタミンCはミカンやレモンに多く含まれますが、自然界では決して単体では存在しません。
ビタミンCだけの実をつける果実はあり得ないのです。
あくまで果肉の中に他のさまざまな物質と入り混じって存在し、それを私たちは食べるし、先祖たちも口にし続けてきたわけです。
ビタミンCだけに特化してサプリメントなどを常用することは不自然なまでに純度を極めたものを口にすること。それは当然リスクがあることだと思います。
自然食を志すならこうした純度の高いものについて警戒が必要ではないかと感じます。