お米が糖尿病の原因に!?
甘いお米。もちもちしたお米。
今のウマイと呼ばれる米にはこのような特徴があります。
品評会でもこの点が厳しくチェックされる。甘くてふっくらモチモチ!そうでないものは米に非ず。
そのような印象さえ受けてしまいます。
コシヒカリなどの甘くてモチモチ系のお米は要するにモチ米の要素を持っているお米。
そのように言えるでしょう。
簡単にいえば、モチ米とウルチ米とを掛け合わせる。そのことで甘さと粘りを出すわけ
ですが、ココに落とし穴が!
モチ米は古来常食されるものではなく、あくまでも特別な日に食べるものだったからです。赤飯やおこわはいわばハレの日の食べもの。決して日々口にするようなものではなかったのです。
甘くてモチモチ米が普及する中、お米と糖尿病の因果関係も指摘されています。またお米アレルギーの人がコシヒカリは食べれないけど、ササニシキなどのあっさり系のお米なら食べられる。
そのような声も少なくないのです。
歴史と伝統に根ざし、何世代にも亘るチェックを受けてきた食べ方が伝統食。そこからみれば甘い米は過度に美味しさを追求し過ぎている。
そのように言えるのではないでしょうか?
お米の農薬も大切だけど、どんな品種を選ぶかも同じように大切な事柄です。