自然食と不自然なココロの状態
食材のすべてを無農薬にしないと気が済まない。
自然食を志すとこのような気持ちにとらわれることも少なくありません。
農薬や添加物は人体にとって異物。異物は体にあってはならないものだから少しでも体内に入れたくない。
まさにその通りなのですが・・・。
残念ながら今の食品の現状では食卓に並ぶ全ての食材を無農薬・無添加で揃えることはムズカシイ。
そしてその難しさを追求してしまうと、挫折感とストレスとで心が占拠されてしまうのです。
食材をどんなに自然に整えても、食べる人の心が不自然ならば意味が無い。過度なストレスは体内で活性酸素を増加させ、ガンなどの強力な原因物質となってしまうからです。
完璧を求めず太い幹のところをまずはガッチリ確保する。幹とはお米。無農薬をお米を手にして、後はできる範囲でやっていく。
これが現時点での自然食とのムリのない向き合い方ではないかと感じます。