土は何からできている!?
無農薬で野菜を作れる人・作れない人。
その違いは土の性能を理解しているかどうか?
ココにもポイントがありそうです。
土は何から出来ているかといえば植物です。葉や茎、そして根っこが枯れて雨風を受けて腐食することで土は作られます。
自然界が表土1センチの土を作るのに要する時間は150年といわれますが、それくらいの膨大な時間をかけて土は作られるのです。
だから土を汚さずに進化させるには、土に何を入れるかをよく考えてから行うこと。
よく米ぬかや改装、魚粉などを入れる人がいますが、これは土からすれば異物です。海藻が海から上がり畑に入り込むことはないのです。魚粉も同じ理屈で米ぬかもそれだけが大量に土に入ることもないわけです。
また緑肥と称して、クローバーなどを育て畑に鋤き込む人がいますが、これもNG。
青いままの草が土の中に入ることはない。あくまで表土に倒れ、そこで枯れ腐食していくのが自然の流れです。
動物の糞尿も肥料として使われますが、これらも自然界では表土に落ち、土の中に入り込むことはないのです。
土に不自然なものを投入すればそれは虫や病気となって返ってくる。結果的に農薬のお世話にならざるを得なくなるのです。
健康な人は健康な食べものからでき、健康な食べものは健康な土から生み出さ「れる。
土の成分を知り、不自然を排除していく。無農薬栽培のポイントはここにもあると思います。