有機肥料は質と量に注目!
化学肥料はダメだけど、有機肥料は良い。
このように多くの人が思っています。
理由は化学肥料は自然界に存在しないものであるから。有機肥料は動物の糞尿などを使うので自然の循環に則している。
このようにいわれているのです。
でも、有機肥料といえども質と量を間違ってはならない。
発酵も未熟な状態のまま土に投入すれば虫や病気を引き寄せる張本人にな;つてしまうのです。
動物の糞尿などは最低3年くらい寝かせて発酵させてから出ないと土に入れてはなりません。にも関わらず、乾けばそれで良いという程度で入れられるケースが目立ちます。
中には生のまま土にバラ撒かれるケースもあるのです。
また量の問題もあります。多ければそれで良い、そう言わんばかりに動物の糞尿肥料が何トンという規模で使われます。
いくら自然のものといってもそこまでの量が1箇所に集中して大量に入り込むことはないのです。
自然のものだからそれ良い、そのようにはいかない。質と量を誤れば虫や病気の温床となり、農薬のお世話にならざるを得ないことを知るべきです。