霜降り牛は不自然で不健康!?
高級牛肉。
霜降りでトロけるようなジューシーさが魅力の肉です。
でも、この姿は不自然。本来牛は草原を動き回るので肉質は固くなる。動きまわると筋肉質になるので高級牛肉のような柔らかさにはならないわけです。
あの柔らかさは一切牛に運動をさせないことで作られます。そして栄養満点の濃厚飼料(トウモロコシの茎など)を与えることで太らせます。
牛は本来草を食む生き物でトウモロコシの茎などは自ら食べることはありません。でも肉質を柔らかくするにはカロリーの高い穀物を与えることで太っていくわけです。
さらにはビールなんかを飲ませてさらに丸々とさせていく。もちろん牛はビールなどは飲みませんが無理やり口に入れて流し込むわけです。
運動不足と濃厚なエサを与えることで霜降り牛は作られます。当然そのように肥育すれば病気がちになるのですが抗生物質などの薬剤をエサに混ぜることでなんとか出荷できるように整えていくわけです。
霜降り牛を見たならばそれは運動不足で病気の牛であり、人が本来食すべきものなのかどうか疑問が残るわけです。
本来の牛肉は赤身で噛みごたえがあるもの。赤身の肉の健全さが徐々に見直されて着ている今日このごろです。