ミツバチ減少と農薬の使用量
今の野菜の多くがミツバチを介して受粉します。
雄しべと雌しべを繋ぐ橋がミツバチ。野菜栽培には欠かせない存在です。
そのミツバチが世界規模で減少し続けている。理由は農薬によるものという説が有力ですが、農薬メーカーは根拠が曖昧と一貫して否定し続けています。
特にアメリカやヨーロッパ、中近東でのミツバチの減少は深刻で、EUなどではミツバチ保護のための農薬規制に躍起になっているわけです。
日本は世界第2位の農薬使用国(単位面積あたり)。残留農薬基準もEUと比べてかなり甘く、ミツバチの減少も当然心配されています。
人間の都合で野放図に農薬を使い続ければ取り返しのつかない事態を招く。ミツバチの減少からそんなことを思います。
※我が家の庭で蜜を吸うミツバチです。