活性酸素を消去!抗酸化力満点の野菜
抗酸化力。
これを謳ったサプリメントなどがたくさん氾濫しています。
酸素を吸って生きる以上、体は酸化していくもの。それは活性酸素といわれガンやアレルギーなどあらゆる病気の原因となる物質、
“諸悪の根源!”
そんな言われ方をしています。
活性酸素はイライラしたり、嘆き悲しんだりしても体内で増加すると言われています。また農薬や添加物などの人工の化学物質を体に入れると増加すると言われているものです。
増えた活性酸素は放置できない。そのままにしておけば正常な細胞に攻撃を加えガンを誘発してしまう。
そこでこうしたサプリメントなどを使って活性酸素を消去させましょう!そのような論法でサプリメントは売られているわけです。
でも、そうしたサプリメントには必ず添加物が使われているもの。百歩譲って活性酸素を消去できる力があるとしても、人工の化学物質である添加物も同時に体内にいれることになる。
活性酸素を消してはいるけど、添加物でまた増やしている。火を消したりつけたりといった感じで、良いのか?悪いのか?よく分からないのが実際のところでしょう。
肥料も農薬も使わない自然栽培の野菜にはこの活性酸素を消去する力が高い、そのようにいえると思います。
通常リンゴを切ってしばらく置いておくと、果肉が茶色になります。一晩も置けばかなり茶色になり、もはや食べようと言う気持ちが萎えてしまうような姿になります。
あれは酸素と触れた結果でリンゴの果肉が酸化した姿といえるでしょう。
でも自然栽培で育てられたリンゴは切り口が茶色にならない。理由は抗酸化力が強いから、そのように考えられるのです。
昨日ウチの畑から採ってきた自然栽培のレタスも同じ。普通レタスはちぎって置いて置けば切る口が赤く変色してしまいます。それはリンゴと同じで酸化した証拠と言えるでしょう。
でも、ウチの自然栽培リーフレタスは一日置いていても切り口が変色しない。抗酸化力の高さを改めて実感した次第です。
効果があるのかどうか分からない高額なサプリメントなどにお金を費やすのなら、力のある野菜などの食べものにきちんと投資すること。
それが本質であり王道であると考えます。
それは体の再生へと役立ち、しかも安全な食べものづくりに妥協しない作り手を応援することにも繋がる事柄です。
自分のためにも日本の安全な農業生産にも役立つ生きた投資となる。自然栽培レタスからそんなことを思いました。