10分で分かる!自然食・不自然食の見分け方

自然食や有機野菜、無添加食品にまつわる真相を記事で明らかに!食べる前に読む・知的なあなたのための食の安全ブログです。

肥料が虫や病気を招く!

野山の草や木には虫や病気は発生しない。

 

だから農薬を振り撒く野山などはどこにも存在しない。

 

虫食いや病原菌に侵されハゲ上がった野や山、そんなものは自然界にはあり得ないことなのです。

 

でも、田畑となると虫や病原菌にたかられてしまう。農薬を大量に散布しなければスーパーに並ぶような姿の野菜を作ることができない。

 

リンゴやトマトには栽培期間中に60回の農薬散布。キュウリには55回程度といったように凄まじい量の農薬が振りまかれているのです。

 

自然の野山と田畑の違い、その決定的な要因は肥料。自然の野山には人は肥料を施さない。でも田畑となると単位面積あたり何トンという量の有機肥料や化学肥料が使われる。

 

肥料を使う・使わない、これが野山と畑の決定的な違いとなるのです。

 

肥料は葉っぱや茎を作る窒素、花や実を大きくするリン酸、根っこをを充実させるカリウム、この3つが主成分で三大栄養素と言われています。

 

特に窒素肥料は葉っぱの充実を図るものなので最重要とされます。葉が太陽光線と水の力を複合して光合成を行う。それが植物の基本となる生命活動になるからです。

 

窒素肥料をたっぷり与えられた作物は葉っぱにその残留物を溜め込み色がドス黒い緑となる。

 

また葉を大きくし枚数を増やし、茎を高く太くすることで余分な窒素肥料を消化しようとするわけです。

 

虫はこの窒素肥料成分目がけてやってきて自然界では生き残ることができない、自然淘汰の生き物として駆逐していく。本来淘汰されるべき作物を農薬でなんとか延命させる。

 

それがスーパーに並んでいる野菜の正体というわけです。

 

ウチの畑は無肥料自然栽培で作物を育てていますが、それでも虫食いは出ます。

 

全滅するものもあれば、かろうじて生き残るものもある。無肥料なのになぜ虫が来るのかといえば、過去に使ってきた肥料の残骸による影響。またタネに残る肥料成分、これらを目がけて虫害が発生すると考えられるのです。

 

だからこそ自分でタネ採りをして土とタネとをマッチさせていく。そして新たに肥料成分を土に投入しない。

 

このことで素晴らしい自然栽培の野菜を育てていこうと考えています。

 

※虫害のカブ。なんとか生き残っているのでタネを採取しようと思います。

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