野菜の芽吹きは温度と地温に注目!
温度と発芽の関係。
作物は芽を出す時期を図っている。
そんなことを思います。
タネを購入して、その指示どうりにタネを播いてもなかなか芽が出ない。
このようなことは家庭菜園でも経験することではないかと思われます。
「播種時期は4月~5月」なんて書いてありますが、これは全国一律ではない。なにしろ亜寒帯から亜熱帯までの多様な気候風土を持つ我が国。
タネを播く時期が一律同じであるはずがないのです。
それぞれの気候に適した播種時期がある。そしてタネの品種ごとに芽吹く温度があるわけです。
ウチのキュウリもなかなか芽が出ませんでした。我が地方の気候は朝晩涼しく昼は暑い。まだ夏ではありませんが、そんな感じの気候です。
昼間の温度は20℃を越えるのですが、朝方は10℃前半。そうなるとタネ屋の指示通りにはなかなか芽吹かないのです。
とにかくキュウリは暖かくないと芽が出ないからタネにペットボトルを被せて温度を上げる。
その結果、ようやくキュウリの芽が出ました。
タネを植えて芽が出ないと焦ったり心配になったりするものですが、無肥料自然栽培で畑をやる以上、適切な播種時期を誤らないようにしたいものです。