自然栽培は野菜の気持ちになること!
株と株の間をしっかり開けること。
肥料も農薬も一切使わない自然栽培を行う上で大切なポイントです。
株と株が狭いと野菜は満員電車でオシクラ饅頭しているような状態となり、虫や病気の発生源になりやすい。
でも、現代農業は農協の指導などで、株と株との間を短くして密飼いを奨励する。結果的に農薬依存にならざるを得ないわけです。
大根は栽培期間中に10回~15回程度の殺菌・殺虫剤が使われます。その裏には肥料の使用やタネの操作なども大きな要因となりますが、他にもこのような密飼いの問題もあるのです。
野菜が喜ぶ環境を整える。自分が大根だったら隣の人ともう少し間隔を取って欲しい。
そのように考えるのが肥料も農薬も使わない自然栽培です。
※葉を広げゆったり育つ自然栽培の亀戸大根です。
生き物でという視点を持って気持よく生育できる環境を整えるのが作り手の使命になります。