堆肥と肥料の違いとは!?
似ているけど違うもの。
そういうものが世にはあるわけです。
ズッキーニはキュウリに似ているけど実際はカボチャの仲間。似ているけど全然違うわけなのです。
他にも肥料と堆肥の違いもあります。
混同して使われがちなのですが、意味が全く違う。肥料は人が作物に養分供給を目的に施すもの。
有機肥料であれ化学肥料であれ、植物の三大栄養素・窒素リン酸カリを効率よく与える行為が肥料です。
これに対して堆肥は土づくりのためのもの。土の主成分は植物の残渣。そこに水と太陽光線が加わり菌の活動によって新たな土は作られます。
堆肥は肥料ではなく土づくりのためのもの。
肥料も農薬も一切使わない自然栽培では肥料は与えないけど堆肥は使うわけです。
堆肥の目的は栽培に適したつちに進化させること。団粒構造なんていいますが、柔らかくて温かく水持ちがよく水はけが良い。
このような土を作り出すために使われるのが堆肥です。
堆肥の材料はあくまで植物。自然の循環を考えると自分の畑から出た植物の残渣や雑草などを活用するのがベスト。
こんな感じで自分も土づくりを行っています。