食べ過ぎが引き起こす作物の健康被害は!?
テレビを見てもネットをしてても、私たちは、
「食べ過ぎ」
に苦しんでいる様子が実て取れる。
いかに食べないか?
このことばかりに関心が払われいるようにも感じてしまいます。
もちろん、それを悪いというつもりはありませんが、それは私たちだけではない。
お米も野菜も、牛も豚も鳥も、養殖魚もみんな食べ過ぎになってしまっているのです。
私たちが食べ過ぎてしまえば、胃薬などを通常は使うのでしょうが、野菜などはそうはいかない。
野菜は食べ過ぎてしまうと、体内でタンパク質が過剰になる。それは虫や菌にとっても絶好のエサになるので、植物体にしがみつきあっという間に食い荒らしてしまう。
だからこそ人が農薬を散布して殺虫・殺菌を何度にもわたって繰り返しているわけです。
栽培期間中に使われる農薬の使用回数は、リンゴやキュウリなどが最も多く60回くらい。トマトやナスも多く50回は使われる。
なぞこれだけの農薬を使わなくてはならないのか?その理由は食べ過ぎ、
「肥料の与え過ぎ」
にこそ原因があるのです。
肥料を与え過ぎてしまうと作物は虫や菌にやられやすくなり、しかも植物自身が本来備えているはずの防御力も低下してしまいます。
肥料を与えれば与えるほど農薬が必要になるので、使い際は慎重かつ細心の注意を払う。これが大前提になるのです。
でも実際の作物の生産現場では、
“多いことは良いことだ!”
そんな感じで過剰に肥料が使われてしまっているのが私たちの食を巡る現状と言えるでしょう。
有機野菜・無添加食品にはイメージの裏のカラクリがあるものなので、しっかりとした知識を持って本当に買うのに値するかどうか?を見極めることが大切。
イメージやブランドにダマされないようにすることも大切になるのです。