タバコ・喫煙排除にモノ申す!受動喫煙の眉唾からおかしな正義の真相に迫る!
一方的な悪。
とかく私たちはそうしたものを設定しがちです。
問答無用で悪いもの!
そうすることで仲間意識を醸成したり、排除の論理が働かせたり、誰かの都合で動かされたり・・・。
何となく息苦しく硬直した空気を 醸し出してしまいがちです。
現代の絶対悪にタバコ、喫煙の問題もあるのでしょう。
タバコはガンの元。吸っている本人はもとより受動喫煙で関係ない人まで巻き込んでしまう。
そのように目くじらを立てて指弾されるわけなのです。
でも、受動喫煙はかなり眉唾な議論であって科学的とはとても言いがたい。
そうした指摘もあるのです。
タバコが悪い、そうした指摘も一定程度頷けます。
今のたばこは昔と違い、様々な化学合成添加物などが調合されている。また少しでも速く吸い終わり、たくさん吸わせるために燃焼促進剤などの火薬を入れていることなども問題でしょう。
でもそれを言うなら、世の中に悪いものなんていくらでもある。タバコばかりを槍玉にあげる風潮には断然違和感を覚えるのです。
スーパーで食品の裏側を眺めれば、ありとあらゆる化学合成添加物がズラリと並ぶ。
並んでいる添加物ばかりではなく、原材料に使われる農産物には農薬がウジャンと使われている。
私などは田舎暮らしをしているわけですが、田畑に使われる農薬は明らかな環境・健康被害要因。
そうであるにも関わらず、公然と大量に散布されている。それについては誰も何も言わないわけなのです。
食肉に至っては、薬剤漬けの畜産業の現実もある。
農薬も添加物も体にとっては異物なので当然発がん性の問題が指摘される。
タバコはダメで、他は良い。それはあまりに片手落ちな議論ではないかと思うのです。
タバコはニオイの問題があるので迷惑!そうした声があることも分かります。
でもニオイの問題を言うなら、正直女性の化粧だってかなりのニオイ。シャンプーやリンスの香料、整髪料、合成洗剤で洗われた衣類のニオイも、使わない派から見ればかなり厳しいものがあるわけです。
タバコばかりを指弾するのはいかがなものか?と感じます。
もちろん愛煙家も嫌な人の前で無神経に吸うのは論外だけど、マナーを守り、香りを楽しんだり、リラックスをしたりと嗜好品として楽しむことには寛容であるべきでしょう。
正義には常に排除の論理が働くもの。そうした余裕のないギスギスした社会の姿は本当にイヤだなと感じます。