過保護が生きものの力を奪う!
野菜も人も過保護は厳禁。
そんなことを思わせる事柄が最近ありました。
私には102歳になる祖母がいるのですが、最近施設を変えることになったのです。
それまでの施設はどちらといえば、
「過保護」
何かあったら大変!そうしたトーンで一切何もさせないような感がありました。
でも今度の施設は、自分でできることはできる範囲でしっかりやる。
このことを旨としているところなので、祖母も入浴も何も一人でやらせる。
その結果、入所後2か月たたない程度で、足がしっかりし、以前よりも足取りが安定しているようになったのです。
やはり、過保護は禁物だなと感じます。
最低限のことは自分でやらせる、可哀想とか、誤った敬老精神は弱体化の一途を辿らせてしまう。
そのように思ったわけなのです。
野菜も肥料をたくさん与えると、虫や病原菌に侵されやすくなり、腐りやすくなるのと同じで人も自分でできる範囲のことはしっかりする!
このことが生命の基本なのだと感じます。
過保護は生きもののためならず
そんなことを改めて感じました。