医療の進歩と慢性症状
医療は進歩してきた!
そんなことが盛んに言われます。何も知らない未開の時代を経て、高度な医療体制が整備されている。
医療は文化の証であるように声高にいわれているわけです。
でも、果たして本当にそうなのか?
進歩してきたならどうしてこれだけ病人が溢れているのか?半病人・半健康人ばかりの一億総病人などといわれているのはなぜなのか?
生まれてくる子供の3人に1人は何らかのアレルギーを持つといわれるのは?さらに2人に1人はガンになる現状を医療の進歩と呼べるのかどうか?
疑問が尽きないわけです。
よく医療と医学は違うことが指摘されます。医学は人と病気の関係を実証を以って証明する学問で医療は単なる経済行為。
患者が増えないと医療機関は存続できない仕組みです。
確かにケガなどの急性の症状に対しては医療は進歩してきたといえるでしょう。でも慢性の症状には甚だ無力。そして今問題になっているのはガンやアレルギーなどの慢性症状の方なのです。
医者は薬は飲めとはいうけれど、食べものの農薬や添加物には何もいわない。本当の医療の進歩とは病気にならないことなのではないか?
そんな風に思います。