脂肪と病気と化学物質
入り口あって出口なし。
人工の化学物質をこのように例えていうことがあります。
人工の化学物質は人体にとって明らかな異物。異物である以上は、体に入ってはならないものですが、お米や野菜、さまざまな加工食品にこれらは使われている。
それが食の安全を声高に叫ぶ声となっているのです。
人工の化学物質とは農薬や食品添加物などのことですが、その特徴は水に馴染まず脂に馴染みやすい。
体内に入ると皮下脂肪に蓄積し排出が困難。入り口あって出口なしといわれる由縁です。
微量な化学物質にも反応し、頭痛や嘔吐、発疹などを発症する化学物質過敏症の患者の多くが女性であるのは脂肪が多いことにも理由があると指摘されているのです。
これを避けるにはとにかく人工の化学物質がない、もしくはより少ない食材を選ぶこと。それ以外に方法がないのです。
厚生労働省などは基準値を設けて許容範囲を規定していますが、人体にとって異物である以上基準値はゼロでなければなりません。
食べものは日々口にするものだから毎日の蓄積が大きな発症に繋がっていくので、食材選びは本当に大切です。