か弱い野菜の救出法は!?
野菜は弱い。
か弱くてスグに虫や病気にやられるものだから、人間が色々と工夫してあげなくてはならない。
そんな風にして肥料や農薬が使われますが、接木野菜もその1つに入るのではないでしょうか。
これはキュウリやトマト、ナスなどに多いのですが、キュウリの根っこは病気に弱い。
このように信じこまれているのです。
そのため強いカボチャの根っこを借りて接木する。市販されているキュウリのほとんどがこの接木の結果育ったものです。
キュウリ自身の根っこで育ったものは市場では希少種になる。それらは自根キュウリと呼ばれています。
でも、本来野菜は強いもので人間が勝手に弱いなんて決めつけるのはいかがなものか?
そんな風に思います。
本来強いキュウリやトマトを肥料の力で弱らせて農薬でダメージを与えて、挙げ句の果ては野菜は弱いと決めつける。
しかも過度の食味追求や輸送の都合などでタネをいじくり回して生命の力をさらにダウンさせてしまう。
自らの過失に反省することもなく、野菜のせいにして余計な手出しをしていく。農業生産の現場を知れば知るほど、野菜は自分で作らなければと強く思います。