甘差の追求の裏には!?現代食事情
甘いだけが能ではない。
最近は何もかもが甘い。性格とか人間関係とかの話ではなく、食べもののこと。
果物に代表されるように過度に糖度を追求するばかりとなり、トマトやトウモロコシなども甘みたっぷり。確かにウマイことはウマイけど、昔ながらの酸味と甘味のバランス。
そのようなモノが少なくなっているように感じます。
もちろん糖度の追求は過剰なまでにタネを操作することで成り立つ世界。そうなるとアクシデントやトラブル、そして厳しい環境への適応が難しくなる。
その結果、肥料漬け・農薬漬けにしないと、とても売り物にならないのが現状です。
昔の人はマクワウリなんかを甘い甘い!と喜んで食べていたといわれます。今にして思えばただのウリで甘みとは程遠いものですが、食味も随分変化したものです。
夏に向けて果実の結実が盛んですが、我が家の庭のグミ。いまではお菓子の果汁グミの方が有名ですが、元を辿ればコチラが本家本元。
色づいてきたのでもうすぐ食べられそう。甘みはそこそこで酸味が強いのが特徴ですが、甘いだけの果物とは違い何ともいえない爽やかさがある。
口のするのが今から楽しみです。