自然栽培の成功には考え方が大切!
食品汚染の現状。
いま生まれてくる子の3人に1人は何らかのアレルギーを持つといわれます。また日本人の2人に1人はガンにかかる。
そんなことも指摘されています。
1つの要因として挙げられるのが、農薬や食品添加物の問題。
日々駆使にする食材から微量に摂取し続けているからこそ、このような健康被害に見舞われている。そのように指摘する声も少なくないのです。
そうした中、肥料も農薬も一切使わない自然栽培のお米や野菜は、この問題を解決するための1つの希望。
そのように思っているわけです。
自然栽培の成功には考え方が大切。それは作物は自分で育つということ。人が育てるのではなく作物自身が育つ。
作り手はその場を整えること、作物が気持ちよく生育できる環境を用意してあげる。
そのことだけが仕事になるのです。
不可能といわれた自然栽培のりんご作りを成功させた木村秋則さんは、自らを“リンゴ手伝い業”といいます。
それは育ち実をたわわに実らせるのはあくまでりんごの木。自分はただのお手伝いに過ぎない。そのことを常に強調するわけです。
作物がどうすれば気持ちよくのびのびと育つことができるのか?それを突き詰めていくのが自然栽培の大きなポイントになるのでしょう。