10分で分かる!自然食・不自然食の見分け方

自然食や有機野菜、無添加食品にまつわる真相を記事で明らかに!食べる前に読む・知的なあなたのための食の安全ブログです。

自然栽培は自然界を師に仰ぐ!

孵化したチビガエルがウチの畑にたくさんいます。

 

保護色を利用して草むらに忍ぶ。ヘビなどから見を守りつつ虫などを狙います。

 

草がないとカエルは生きられないわけです。

 

多くの畑では草を目の敵にして1本も残さないように徹底排除します。排除すればするほど、キレイに管理していると褒め称えられるわけです。

 

確かに人には評判の良い行為ですが、自然界を教師に仰ぐ無肥料・自然栽培の世界ではいささか不自然。

 

自然の野山で草が一本もなく土が露わになっているところはないのが普通だからです。

 

草がなければカエルも来ない。身を守る場所がないのでヘビなどに簡単に食われてしまいます。

 

でもウチの畑のように草を敵視しない場所だとカエルたちも安心して飛び回り忍ぶことができます。

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それによりアブラムシを食べたり、青虫を捕食したりして栽培に実に都合が良い行いをしてくれるのです。

 

草を無条件に敵視すると自然界の循環の輪も断ち切ることになってしまう。

 

畑を飛び回るチビカエルを見ていてそんなことを思います。

 

 

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ホタルの光よ永遠に!

ホタルは清流には住めない。

 

反対に汚れた川でも生きることができない。

 

ほどほどに清く、そこそこ汚れている。このような場所を好むようなのです。

 

この時期はホタルがたくさん飛び交い恋の時期を迎えているわけですが、今は水田の風景からホタルは消えてしまいました。

 

用水路をコンクリートで固めて草むらを除外。草むらがあったとしても除草剤で枯らしてしまう。

 

田んぼは農薬でとても行きられる環境にない。

 

このようにしてホタルは日本の田園風景から消滅していったわけです。

 

でも近年は若干ながら復活傾向にある。農薬多投に対する反省と里山の美しい光景を次世代に!

 

このような焦りも加わってホタルの放流なども全国で行われているようなのです。

 

ウチの近所でも小学校が音頭を取って冬にホタルを放流します。それらが適した環境のもと、この時期優しく柔らかな光を放っています。

 

昨日はホタルの隠れた名所に行ってきたのですが、たくさんの輝きはまさに星空のよう。

 

このような美しい光景をもう一度復活させたい。そんなことを思いました。

 

農薬を使うことの代償は人体のみならず周囲の環境をも破壊してしまう。ホタルの発する警告に耳を傾け、生き物と共生できる社会を目指すのがこれからの方向性なのでしょう。

 

それには農産物の作り手の責任も大きいのですが、同様に買う側の責任も大きい。

 

どんなものを選び何を良しとして投資をするのか?

 

買い支えるに値する食べものはどんなものか?農村と都市との連携がますます不可欠だと思います。

 

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野菜に余計な手出しをするな!

余計な手出し。

 

私たちはついついしてしまうものです。

 

自らの経験や予測、それらを人を含め他の生き物に当てはめお節介を焼く。このようなケースが少なくないのです。

 

それは田畑に於いても同じです。

 

作物は自分で育つだけの力を持っているのに無力だと判断して余計な手出しをする。

 

水をやらなきゃ!肥料をあげなきゃ!!

 

こんな感じで色々手を下すわけです。

 

適切な肥料の量など作物自身に聞かないと分からないものです。そして彼らは自らに必要な養分を自分で探し、必要な量だけを吸収していくわけです。

 

それを人間が窒素肥料はこのくらいで、カリはこうで、リン酸はこう・・・。

 

こんな感じで食べきれない量の養分を与えてしまえば、作物は肥大化していく。それは肥満やメタボの野菜、そんな風に言えるのでしょう。

 

肥料をたっぷり与えた野菜の特徴は葉の色が濃く、丈が高くて葉っぱが多いこと。それは余分に摂取してしまった肥料をなんとか消化しようと懸命になっている姿と考えられます。

 

肥料を与えずに育った自然栽培野菜は丈が短く葉っぱが少なく、色が淡い。

 

このような特徴が見られます。

 

野菜にとって人が何かを施すことが本当に必要な行為なのか?それが作物の力を弱め農薬に依存せざるを得ない現実を招いている。

 

作物は自分で育つもの、この原則をもう一度噛みしめたいものです。

 

※無肥料でもきちんと育ちます!

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安全な食品とそれぞれの役割

野山の草木には虫がつかない。

 

でも田畑となると虫や病原菌に見舞われる。

 

これが自然の野山と田畑の違いです。

 

虫がつく理由の大きな原因は肥料を使うこと。肥料を使えば虫や病原菌を呼び込む。これが無肥料無農薬・自然栽培の考え方です。

 

肥料とは自然な作物の成長スピードを人為的に早めること。それはより早くより多くを求める行為と言えるでしょう。

 

人間で言えば幼児の時から成長促進剤を与えて速やかに成人させようとすることと同じでしょう。

 

このように自然界の摂理に対してスピードを求めれば虫や病気が反自然なものと判断して駆逐しようとする。

 

それを農薬を使って抹殺していく、それが現代農業の偽らざる姿です。

 

その際、犠牲になるのは味と安全性。そして今食べものの安全性の確保が確固たるニーズとして作り手に求められているわけです。

 

無農薬の作物、無添加の食品。これらをもっと買いやすく当たり前のものにしていくためには作り手の意識と暮らし手の意識が高まることが必要です。

 

よりたくさん、より早くではなく、より安全で質が高い、このような食材がまともに評価されることが必要条件になるのです。

 

 

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土作りの思わぬ副産物!?

土作りをしています。

 

畑の土が粘土質なため水はけがイマイチ悪い。そこで水持ちがよく水はけが良い土を目指して土を作っているわけです。

 

土の主成分は植物の葉や茎、そして根。それらが枯れて水が入り太陽光線と土壌菌の働きにより新たな土が作られる。

 

自然界が表土1センチの土を作り出すのには150年かかるといわれますが、そんなに待ってはいられない。

 

そこで刈った草や畑の残渣などを積み上げて自家製の土を作っているわけです。

 

今日その土づくり場からカボチャの苗を発見。

 

雨をもらい元気に逞しく顔を出していました。

 

以前食べたカボチャのタネを適当に捨てておいたものが発芽した模様です。

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カボチャの根っこは強く、キュウリや小松菜などの野菜に接木として使われることが少なくありません。

 

今私達が食べているキュウリの90%以上がカボチャの根っこのキュウリです。

 

キュウリなどは根が弱くてうまく育たないといわれていることが理由ですが、本当でしょうか?

 

肥料・農薬が作物を弱めている事実に気づくことが自分の根っこで育った本物のきゅうりを育てる秘訣となるのでしょう。

 

 

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痛みと熱は冷やしていいの!?

痛みは冷やす。

 

これが私達の常識です。

 

疲れて腕がだるい時も冷やす。どこかにぶつけて腫れちゃった時も冷やす。

 

冷やすことは痛みを取り炎症を抑える。

 

このような常識がまかり通っています。

 

確かに痛みや熱を取るのに冷やすことは良い方法でしょう。

 

でも、それが治癒に直結するかといえばそうでもない。むしろ温めた方が治癒が早い。

 

理由は血流を促進することで治癒に必要な体内物質を活性化させることができるからです。

 

プロスタグランジンなどの炎症を治す物質は熱と痛みを伴う物質。血管を拡張させてたくさんの血液を患部に流し込もうとする。

 

それを冷やしてしまうと欠陥が収縮して必要な物質が届きにくくなってしまう。

 

その結果、捻挫がいつまでも治らない、肩こりが慢性化する、このような結果を招きやすいのです。

 

昔のピッチャーは肩を冷やすことがありませんでした。理由は温めることで疲労の回復が促進されることを知っていたからです。

 

痛みを敵視するのではなく、体の治癒力に全てを委ねる。

 

それが治癒を早める秘訣です。

 

 

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自然栽培は野菜の気持ちになること!

株と株の間をしっかり開けること。

 

肥料も農薬も一切使わない自然栽培を行う上で大切なポイントです。

 

株と株が狭いと野菜は満員電車でオシクラ饅頭しているような状態となり、虫や病気の発生源になりやすい。

 

でも、現代農業は農協の指導などで、株と株との間を短くして密飼いを奨励する。結果的に農薬依存にならざるを得ないわけです。

 

大根は栽培期間中に10回~15回程度の殺菌・殺虫剤が使われます。その裏には肥料の使用やタネの操作なども大きな要因となりますが、他にもこのような密飼いの問題もあるのです。

 

野菜が喜ぶ環境を整える。自分が大根だったら隣の人ともう少し間隔を取って欲しい。

 

そのように考えるのが肥料も農薬も使わない自然栽培です。

 

※葉を広げゆったり育つ自然栽培の亀戸大根です。

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生き物でという視点を持って気持よく生育できる環境を整えるのが作り手の使命になります。

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