減塩と薬品製造と私たちの健康
塩分控えめは現代の正義。
そう思えてしまうほど、世に減塩志向は蔓延しています。
高血圧を招く温床は塩の摂り過ぎ。健康で長生きをしたいなら塩を控えるように!そのようにいわれているのです。
でも、
塩を抜くことは本当に健康によいのか?健やかで長寿を実現するものなのでしょうか?
私たちはとかく塩!というようにあらゆるものをひとつにまとめてしまう傾向があります。
でも塩には化学塩もあれば、自然海塩や自然岩塩などもある。これらを一緒くたにしてしまってよいのかどうか?疑問がつきません。
物質を精製して純粋なものに仕上げていく、それは薬品製造の手法です。
化学塩は自然な塩にたくさん入っている微量ミネラルなどをすべて削ぎ落として、NaClだけに特化したもの。だから化学塩は食品でも調味料でもなく単なる薬品であるといえます。
化学塩は何世代にも亘る先祖たちのチェック作業を経ていない未知なる薬品です。それを日々体に入れることの意味は毎日リスクを膨らませることでもある。だから声高に減塩が叫ばれるのも当然ではないかと思います。
自然な塩なら減塩を意識することなく、体が欲するままに好きなだけ食べれば良い。そう考えて私は自然な塩を好きなだけ摂るようにしています。