農薬が要らなくなる栽培方法は!?
無農薬で野菜を作れる人とそうでない人。
その違いは、野菜が好む環境を理解できているかどうか?
ココにもポイントがあるようです。
例えばトマト。トマトの原産地は南米。気温は高いが湿度は低い、このような気象条件です。
しかも年間降水量はほぼなし!というくらいの過酷な環境でトマトは生命を繋ぎ、生き延びてきたわけです。
だからトマトを無農薬で作りたいなら、できるだけ水をやらない。水を与え過ぎると根腐れが起きたり、虫や病気の餌食になったりするもの。
土も肥沃なものよりは石を砕いたようなところの方がよく育つのがトマトの特徴です。
反対に水を好む野菜は夏野菜に多いのですが、代表選手はナスやきゅうり。これらは熱帯系の温度が高く湿度も高い、しかも降雨量は多い。
このような場所を好むものです。
ナスやきゅうりを無農薬で育てたいならウネを高くするのではなく低く。水がたまりやすい場所はどこか?
そのように狙って植えてみるとうまくいくケースが多いようです。
野菜の植生を理解すること、それが無農薬栽培には不可欠な要素と言えるでしょう。