有機野菜の称号は無農薬に与えるべき!
メダリスト。
オリンピックなどのメダリストは厳しいトレーニングに耐え、ライバルを出し抜き、そして極度のプレッシャーに打ち勝ったものだけが与えられる称号です。
そのように極めてレアで素晴らしい。そのような人だけに贈られる称号なわけです。
農業の世界で今一番栄えある称号といえば「有機野菜」になるのでしょう。
肥料も農薬も使わない自然栽培もありますが、国はこれを正式なものとしては認めていません。
そういう意味で有機野菜は日本の農産物の頂点に君臨していると言っても過言ではないでしょう。
でも、その有機野菜は農薬の使用が許可されている。指定されている農薬なら例え千回使ったとしても有機野菜の称号が与えられる。
良いのか?悪いのか?よく分からない称号が有機野菜なのです。
その有機野菜ですら全農産物の出荷量への比率は1%程度。そのくらい狭き門です。
どうせ栄えある称号を与えるなら無農薬で作られたものだけに与えるべきではないか?
中途半端な栄誉を与えても買う側は混乱するばかりです。